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早坂義人 役:小野友樹 様(以下、小野)
三上陽彦 役:新垣樽助 様(以下、新垣)
小野田一明、島崎一真 役:佐藤拓也 様(以下、佐藤)
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――久しぶりの収録を終えての感想をお願いします。
小野:まだ1年しか経っていない様な新鮮な気持ちで今日の収録を迎えました。
前作で名前のみ出ていたキャラクターが、ついに佐藤拓也の声帯を持って現れましたね!新たな仲間を迎えて「一生続けられない仕事」という作品をまた皆さんとご一緒にやれたのが嬉しいです。キャストも前と同じメンバーで一緒にやらせて頂けたのが率直に嬉しかったなと思います!
新垣:久しぶりに三上を演じさせて頂いて、初めはやっぱり緊張してスタジオに来たんですけど、本当に現場の雰囲気等々に支えて頂きまして、一声セリフを発する時には緊張もせず、スッと三上に入っていけました。久しぶりの収録で一番ほっとした部分でした。そこがクリアできたので、その後のストーリーを追って演じていく流れでも、非常にスムーズに悩むことなくお芝居が出来たんじゃないかなと思います。共演の皆さんがしっかりがっちり受け止めてくださったので、出来たことかなと思っております。
佐藤:3年ぶりの小野田ということで、初めて登場したかのような新鮮な気持ちで演じました(笑)!というのは冗談で。
これは本当の話で、今回お話頂いた時に共演者のお名前を拝見して、この中に飛び込むのかと前の晩は眠れなかったです。皆さんがどういうお芝居で人物を形作っているのか前もって聞こうかなとも思ったんですが、イメージを作ってからいくのは、むしろ小野田として登場する時に、もしかしたら良くないのかもしれないなと思って。現場で初めて三上さんや皆さんの声や息遣いを聞いて小野田でいるっていうのが、結果として非常に良かったと思いました。
本当にキャラクターが皆、ピュアだし一生懸命だし、この世界にいられることが嬉しく楽しい収録の時間でした!
――気になるキャラクターはいますか?
小野:素性が気になるのは、真行寺さんです。訳あってここにいますっていうのが何故かまだ明かされていないんです(笑)。前回名前のみの登場だった小野田がついに登場したので、次は森くんのバックボーンも気になります。
新垣:個人的に好きなのは森くんです。自分が演じている三上が思わず助けを借りたくなる男って良いなと思って。その魅力はどの辺なんだろうなって知りたくなりました。小野田に関してはイイ男っていうのが今回よく分かったのですが、まだ描かれていない三上と小野田の日常がもっと知れたら、もっと幸せだなって。やっぱり三上が関わっているその2人のことがもっと色々知れたら良いなと思います。
佐藤:生前の小野田と三上さんや片山さんとのエピソードがすごく気になっていて、それをお芝居で形作らせて頂くことが出来たら嬉しいなと個人的には思っています。
あと、今回収録した中で片山さんが早坂に「今だけはちょっと手を握っていてくれ」ってちょっと甘えるでしょ?それが格好良いのに可愛いって思って、ンンー!ってなりました。片山が尊い!となってしまって(笑)。片山ファンです!
――早川は法律事務所の癒し系ポジションですが、最近の癒しはありますか?
小野:わんくんって名前のヨークシャテリアを飼っていまして、それが最近の癒しです!わん丸くんっていう名前でわんくんって呼んでいます。可愛いんですよ。歩いていると後ろをトコトコ付いてくるんです。
新垣:僕、猫の毛アレルギーなので家で動物を飼うことが出来ないんですけど、動画を見て癒されているかな。YouTubeとかTwitterとかで「猫 おもしろ」とかで検索すると面白いのがいっぱい出てくるんだよね。ネットの力を借りないと僕は癒しを得られないのかもしれないです(笑)。本当に癒しの少ない社会って問題だと思います(笑)。
佐藤:パキラという観葉植物を育てているんですけど、天気が悪かったりすると段々葉っぱがしょぼくれてくるんですよ。晴れの日に外に出してお水をあげて、葉っぱに元気がないな大丈夫かなと思ったら、枝の分かれ目から新しい枝が芽吹いて、小さい糸みたいな葉っぱの赤ちゃんがシュッて出てきた時に生きているんだなと思って、ほっとして癒されます(笑)。
――三上は片付けが出来ない欠点がありますが、ご自身の欠点だと思うこと、もしくは苦手なことはありますか?
小野:一生懸命お芝居するとメガネが曇っちゃうことです(笑)。今日もやっぱり悩まされました!視界がどんどん白くなって、本当に見えなくなります。お芝居は気持ちが一番大事とはいえ、文章が読めないのはさすがに致命的になってしまいますから。でも瀬戸際のその一番盛り上がる瞬間がシビれます(笑)!
新垣:苦手なことは、時間通りに現場に着くというのが苦手です(笑)。たとえば、何時に待ち合わせします、そうすると何時に起きて何時の電車に乗れば間に合うなってところは合っているんです。でも、その電車に行きつくまでに遅れちゃうことが多いです。起きた時間も全然余裕があるのに何をしていたか分からないけど、何故か電車に乗る時間に間に合わないんです(笑)。時間の計算が未だに苦手です。
佐藤:僕はね、早く寝られるのに寝ない。仕事が早く終わった時も、急に録りためていた海外ドラマを見始めたり、本を読みだしたり、挙句には掃除し出したりとかして、早く寝ようとしないんですよ。結果、次の日の朝が辛くなります(笑)。時間の使い方が極端に下手くそですね。なんか無駄なことしたくなっちゃうんですよ(笑)。
――発売に向けて一言お願いします。
小野:今回2作目ということで、1、2と続いてくれるのは嬉しいです!原作だと、この次さらなる展開があったりするので、今作を楽しんで頂いて、次また聞きたいですというお声が強くなれば、きっとまた皆さんのお耳に届けられるかなと思いますので、是非CDと原作合わせて楽しんで頂けたらなと思っております。そして、楽しい仲間と収録できて良かったなと改めて思っております!
新垣:今回の収録が楽しく最後までやれて感謝しております。それが作品のクオリティに絶対に反映されているに違いないと、僕はまだもちろんこの時点では完成版は聞いていないんですけど、良いものになったのではないかなと手ごたえがあります。是非楽しんで何度も聞いて頂きたいなと思います。是非もう一度、いや、一度と言わず二度三度と聞いて頂きたいです。そしてまた、三上を演じさせて頂ける機会を頂きたいので、応援のほどよろしくお願いします!
佐藤:今回2作目から参加させて頂いて非常に幸せに思っております。心地の良いお芝居のやり取りと、素晴らしい共演者の皆様と一緒に出来て非常に良かったです。今回、小野田と三上さんの馴れ初めを演じさせて頂いたのですが、どんなことがあったとか、さらに欲を言えば、最後のその時まで声のお芝居の上で全うできることがあれば嬉しく思います。私個人としては一読者としてこちらの作品を応援しておりますので、是非皆さんと一緒に最後まで楽しみたいなと思っております。今後ともよろしくお願いします!
――――ありがとうございました。
第2弾は、森川智之さん、鳥海浩輔さんのコメントを公開いたします!
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