熊谷健太郎様(以下、熊谷)
小林千晃様(以下、小林)
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収録お疲れさまでした!
―――――収録を終えての感想をお願いします。
小林:すごく楽しい収録でした!セリフの被りを気にせず、掛け合いをさせて頂けることが嬉しかったです。テンポの良い会話が続くので、相手のセリフ終わりを待たずに喋ってもよいことで、キャラクターたちをより表現できたと思います。ドラマCDならではの対応で、役者としてすごく楽しませて頂きました。また、今回ほぼ同年代の役者である、熊谷さんと共演させて頂けたことがとても嬉しいです!キャラクターたちも、同期という関係性で、キャラクターとも相性が良くて演じやすかったです。全のかわいらしい部分を少しでも表現できていたらいいなと思います。
熊谷:千晃くんも言うように、掛け合いが非常に楽しい収録でした。リズムよく収録できたので、気持ちも乗りやすく、最初から最後まで心地いいリズムで演じられたんじゃないかな。今回、共演させていただいたことで、千晃君とも仲良くなれたのではと思います。
小林:僕も仲良くなれたと思っています!!
一同笑
熊谷:今回、良を演じさせて頂いたわけですが、もし全と再会しなかったらどうなっていたんだろうって、考えさせられるなって思いました。全が導いてくれたことがすごく大きくて、2人が出会って、進学で分かれて、会社で再会して、ケンカしあえる仲になって、良かったなと思います。もし出会いがなかったら、誰かの理想を演じて、息苦しくなっていたんじゃないかな。楽しい喧嘩をさせてもらって、演じる僕としても楽しかったです。
小林:そうですね。ギスギスした喧嘩ではなく、コミュニケーションとしての喧嘩というか。会話として楽しめるモノでした!
熊谷:ほんと、喧嘩するほど仲が良いという関係を、体現する二人でしたね!
―――――印象に残ったシーンやセリフは?
小林:全がストレス解消などをうまくできなくて、良はそれを理解したうえで誘ってくれたり、勝負に乗ってくれたり、全が不思議に思わないように、うまく振るまってくれているところですね。良は負けたくない相手という認識だったのに、俺のことそんなに考えてくれてたんだってわかるシーン。作品の中でも重要なシーンだと思うのですが、僕としても、すごくいいやつで好きになるわって思えたので、演じる際も、素直に感情を伝えられましたね。
熊谷:僕は、全の「父親の期待に応えようとするより、俺のライバルでいる方が」っていうセリフです。思春期で多感な学生時代なので、親との距離感も難しかったり、変化が現れたりして、大人になりたいけど大人になりきれない葛藤とかもあって。そういうタイミングで、全のあのセリフは、良にとって指針を示してくれたとても重要なシーンでもあり、印象に残りました。あの言葉があったからこそ、全の一番でいるための努力を続けて頑張っていて、演じる上でもすごく大切にさせて頂きました。
−−−−−日々努力をしてスキルを高める2人でしたが、ご自身が磨きたいスキルは?
熊谷:やっぱり、僕らは「芝居」のスキルを磨くというのは大前提ですよね。
小林:そうですね。それは、もう、本当に日々思います。
熊谷:お芝居以外のことだと、「コミュニケーション力」かな。
小林:え、全然そんなイメージないです。むしろいつもスムーズにやり取りされてる印象です。
熊谷:ありがとう。僕、当たり障りない対応になっちゃうんだよね。距離を縮めるためのタイミングを探りすぎて逃したり、逆にタイミング外してミスしたり。だから友達が少ないんでしょうね。
小林:いや、それは誰も言ってないですよ!
一同笑
小林:そんな風に全然感じないですけど、周りの思いと、自分で感じる思いは違ったりしますしね。
熊谷:周りからどう思われてるかって、難しいところだよね。
小林:僕は、苦手を克服したいという意味で注射ですね。
熊谷:そうなんだ? じゃあ、一緒に献血行く? 一時期、趣味献血だったよ。涼しいし、飲み物も飲めるし、休憩もできるしってことで。(笑)
小林:献血に行くの、すごく大事だと思うので、いつかご一緒させていただくかもしれません、いつか。(笑)本当、針に対しての耐性がなくて、注射や痛みが怖くない男になりたいですね。
−−−−−発売に向けてメッセージをお願いします。
小林:入社、進学した先に良や全のように、思わぬ出会いがあるかもしれないです。いろんなキャラクターが登場するので、ぜひ誰かに感情移入しながら聴いていただきたいです。
対等な立場で言い合って、徐々に絆を深めていく2人の物語です。学生から社会人になり、素直になれない2人が、学生同士の甘ずっぱさとはまた違う、こじらせた感じを味わいながら、すごく楽しめる作品だと思います。ぜひ、原作とあわせて、ドラマCDも手に取って頂けると嬉しいです。そして周りの人にオススメをして、話をするきっかけにして頂けるのもいいですね!
熊谷:春は、環境が変わるタイミングです。良や全のやり取りを聴くと、学生時代のふと した1コマが、思いだされるような作品ではないかなと思います。会話劇としてのテンポがとても心地よく、ケンカも楽しめると思います。2人の変化と変わらない部分の両方を楽しんで頂けると嬉しいな。
最後に言いたいのは、「全が急に来るぞ。ふとした時に来るぞ」っていうこと。ぜひ心構えをしてから、聴いてください。ぜひたくさんの方に聴いて頂ければ嬉しいです。
ドラマCDは、2022年3月25日発売予定!
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★マリン通販初回特典
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【アニメイト限定盤セット内容】
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描き下ろし漫画ペーパー ※なくなり次第終了です。
ドラマCD「ヒーリングパラドックス」も
2022年4月22日発売予定!